台湾卵子提供の流れ(大新生殖中心の場合)
こんにちは。うさぽてこです。
前回、台湾の卵子提供で事前に日本で行うことを記述しましたが、今回は、台湾に渡航してからの流れをまとめました。
https://usapoteko.com/jizenniokonaukoto/
来院1回目(夫婦ともに)
事前にクリニック側と日時を調整します。(月経終了後に台湾へ)
持ち物
●パスポート(夫婦ともに)
書類記入時の本人証明になります。
●台北駐日経済文化代表処で認証を受けた戸籍謄本
行政機関への書類提出に必要です。
●印鑑(夫婦ともに)
書類記入時の署名に必要になります。
●健康保険証(夫婦ともに)
⾏政機関への書類提出時に本⼈証明として必要となることがあります。
カウンセリング
流れの説明や、事前質問の受付。日本語通訳の方がいるので、安心です。疑問や不安に思うこと、何でも院長先生に訊くことができます。
書類の記入
同意書、各種書類の記入をします。この時に、親等表にそれぞれの両親の名前を漢字で記入します。日本語の解説書あり。日本語通訳の方もいらっしゃいます。
代金の支払い(2019年時点)
代金の支払いは、クレジットカード(台湾ドルで半分の金額まで)・現金(日本円可)・海外送金(日本円可)から選べます。現金もしくは海外送金の場合は、5パーセントの割引があります。 為替レートは来院予定2週間前のものを適用します。
診察
経膣超音波検査(エコー)で子宮の状態を確認します。いわゆる日本でのようなリクライニングの椅子に座ってではなく、ベッドに膝を立てて寝る状態で検査します。
薬の説明
来院2回目の移植に向けての薬(女性ホルモン・黄体ホルモンの薬)の説明があります。表もいただきますし、後日メールでも指示があります。
精子採取
精子を採取し、凍結します。この時はまだドナーさんが決まっていないので、ドナーさんの採卵まで凍結します。
※採取した精子の状態が悪い場合、再度来院して採取することになる場合もあります。
公証役場へ戸籍謄本等の提出
日本語通訳の方と一緒に書類を提出しに行きます。行政書士事務所のようなところに行きます。
来院1回目と2回目の間
来院1回目と2回目の間は、約3か月ほどかかります。
胚培養までの流れ
ドナー応募 → 第1回ドナー検査 → ドナーさんの選定 → 第2回ドナー検査 → 政府関連機関への申請 → 認可されたらドナーさんの生理周期をはかり採卵 → 体外受精・胚培養
移植までの流れ
採卵数・胚盤胞の個数などの連絡があり、移植時期を相談します。
●移植予定周期の月経開始から2日目または3日目から、女性ホルモンの服用開始。
●女性ホルモン服用開始から10~12日目に、バックアップクリニックで血液検査(E2・P4)、エコー検査で子宮内膜の厚みと卵胞の状態をチェック。
●結果を連絡し移植予定日が決まったら、いつから黄体ホルモンを使用するか指示があります。
●移植日前日までに台湾に到着。(午前中に移植なので)
来院2回目(妻のみ)
診察、説明
移植前の超音波検査と、移植する胚盤胞の説明等があります。
移植
しばらく休憩室でお水を飲んだりして待ちます。呼ばれたら移動し、ガウンに着替えて(下半身は脱いでガウンを前後ろに着る)手術室に入ります。移植は10分程で終わりますが、台の上でしばらく待たされます(笑)。移植後ベッドで2時間程休憩します。
注意事項
●当日は、化粧・香水・ネイルは禁止です。
●移植の時に子宮に尿を溜める必要があるため、朝起きて2回目のお手洗いは控えるように言われます。ですが移植までにお水が用意されるので、私は2回目のお手洗いに行っても大丈夫でした。
●お薬は移植日も続けるので、台湾に忘れずに持って行ってください。