台湾卵子提供体験談(大新生殖中心)~移植周期~
こんにちは。うさぽてこです。
精液検査の結果
●2019年8月16日
検査当日の夕方(帰国の前日)に、精液検査の結果メールが届きました。結果は、精子活動力、直線前進率、精子形態で基準以下となり、まさかの精子活動量不足!
新鮮な精子を受精に使う場合、活動量が低くても顕微授精をすることで受精は可能ではあるのですが、今回のように精子の凍結をする場合、解凍した際に精子が生き残る確率が非常に低いので、再度来院して精子採取を行うことの提案がありました。
再来院方法①
ドナーさんの採卵後、卵子を凍結保存。その後精子を採取し新鮮な精子と解凍した卵子を受精させる
再来院方法②
ドナーさんの採卵日に合わせて来院し、採取した新鮮な精子と卵子を受精させる
とりあえずドナーさんの採卵が決まらないと予定も立てられないので、ただ悶々としながら帰国の途に就きました。
卵子ドナーさんの2回目の検査終了
●2019年9月17日
帰国から1か月が経ち、10月に他の予定を入れたかったので、ドナーさんの採卵がいつになるか問い合わせをしたところ、今はドナーさんの2回目の検査が終了したところだと連絡がありました。
4~5日中に政府関連機関へ申請を行い、無事に認可されたら、ドナーさんの生理周期をはかり、採卵準備へと入っていくそうで、認可されてから連絡をしようと考えていたそうです。
※もし政府関連機関への申請で認められない場合には、再度別のドナーさんの検査から繰り返す必要があります。
卵子ドナーさんの申請認可
●2019年10月12日
今回のドナーさんの申請が認可されたと連絡がありました。もし認可されなかったら、別のドナーさんの選定をして2か月くらいはかかりそうなので、ほっとしました。
卵子ドナーさんの採卵までの流れ
●2019年10月28日
現時点ではドナーさんの生理待ちの状態で、採卵までの流れについて連絡がありました。
1.ドナーさんの生理待ち。
2.ドナーさんの生理開始、採卵予定日決定。
3.採卵予定日1週間前に、2本に分けた精液のうち1本を解凍し生存状態を確認。生存状態が悪い場合は再度精液採取が必要。
採卵予定日の前には精液を解凍して、受精に使用できるか確認をするので、最終的にそのときに問題がなければ使用をし、そうでない場合には再度来院して、精液採取になるということでした。
卵子ドナーさんの生理開始
●2019年10月29日
卵子ドナーさんの生理が始まったとの連絡がありました。11月2~4日に精子を解凍して、精子生存の確認をし、11月9日または11日に採卵予定ということでした。
精子の状態確認と今後の流れ
●2019年11月2日
本日、精液2本のうち1本を解凍して、精子の状態を確認したと連絡がありました。結果、精子の状態として受精が可能であると判断したそうです!残りのもう1本を採卵時に使用するので、再来院の必要はなくなりました。
今後の流れとしては、11月11日前後に採卵。11月15日前後に胚盤胞凍結。その後移植周期に入ってよければその後の生理周期を移植周期にし、私の生理が始まったら連絡をすることになります。
生理開始
●2019年11月10日
11月11日に採卵予定で、15日以降の生理周期から移植に向けて薬を飲むことになるのですが、本日夜に生理が始まったので、今周期に移植が可能か連絡をしました。来月の生理周期に移植となると年末年始に入ってしまい、バックアップクリニックもお休みに入るし、航空チケットも取りにくくなると思ったのです。
お返事は、ドナーさんの採卵日程が一番良い時に採卵ができるように11月14日になり、移植可能な胚盤胞の数が確定してからのほうがいいということで、次以降の生理周期を移植周期とさせていただきたいということでした。が、数時間後にまたお返事があり、ドナーさんの状態の確認を進めて、今回の生理周期で進めましょうということになりました!
移植周期
女性ホルモン服用開始
●2019年11月12日
Estradeを朝3錠、夕3錠を移植後の妊娠判定まで飲み続けます。
次の日の朝に、起きてしばらくしたら体調が悪くなり、横にならないといられないくらいになりました。20分程で回復しましたが、日本の薬より強いので、副作用があるかもしれないと聞いていたので、もしそうだったら移植できないかもしれないと不安になりましたが、それ以降はなんともなかったのでほっとしました。ごくたまに低血圧で体調が悪くなることがあるので、それなのかなと思いました。
ドナーさんの採卵結果
●2019年11月15日
11月14日にドナーさんの採卵が無事終わったと連絡がありました。採卵数は14個で、受精卵に育ったものは11個でした。
胚培養の結果
●2019年11月20日
胚培養の結果の報告がありました。移植可能な胚は全部で7個。そのうち、3日目胚盤胞は5個、5日目胚盤胞は2個でした。
バックアップクリニック受診と妊娠後の薬の確認
●2019年11月21日
バックアップクリニックで血液検査(ホルモン値の「E2」「P4」を測定)と、エコー検査(子宮内膜の厚み、卵胞の状態を確認)を受けました。
E2は280.4、P4は0.4、内膜はなんと12ミリでした!薬が効いたのか、今まで内膜は厚くても10ミリほどだったのでびっくりです。
バックアップクリニックで、妊娠後の薬の処方が可能かも確認しました。台湾から送ってもらう場合、薬代+送料で5万円程度かかることがあるそうです。同じ薬はありませんが、バックアップクリニックでいつも処方している薬を出していただけるということでした。
移植日決定と航空チケット・ホテル予約
●2019年11月22日
検査結果を報告し、移植日が決まりました。バックアップクリニック受診日から4~9日目に移植が可能ということで、11月29日(金曜日)の希望を出して、その日に移植予定となりました。
前日に台湾に到着して、移植日の次の日に帰国の予定で航空チケットとホテルも予約しました。当日移植後に帰国も可能だそうですが、慌ただしいのは嫌だったので。派遣で働いていたのですが、木曜と金曜の2日だけお休みをいただければ日曜日もゆっくりできるし、希望が通って良かったです。
黄体ホルモンの服用、使用開始
●2019年11月24日
移植日が11月29日に決まったので、Duphaston朝2錠、夕2錠を服用、 Endometrin朝1個、夕1個を使用開始しました。移植後も服用、使用になります。